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新型コロナウイルス関連記事まとめ
2020.05.18
アフターコロナに向けて、ホールさんがやるべきこと。 シンフォギア2? 北斗無双がカギ? 【中嶋塾#02】
あしの 新型コロナウイルス関連記事まとめ ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
これを執筆している5月初旬現在、全国のホールのうち実に90%以上が休業中である。にもかかわらず一部のメディアは「一部の営業中のホールを取り上げ、パチンコ業界は自粛の努力が足りていない」と言わんばかりの論調でこれをバッシングしている。
特に噴飯物だったのは5月8日の「ひるおび!」にて弁護士の八代英輝氏から飛び出したコメントだ。曰く「(前略)ある意味、反社会的勢力の一歩手前ですよ。考え直した方がいいと思いますよ」ということ。廃業覚悟で営業自粛を続けるホールの運営者が、これを聞いた時の気持ちはいかばかりか。察するに余りある。筆者もこれには怒りを通り越して悲しくなってしまった。
恐ろしいのは民放キー局にてこの発言がそのまま放送された、という事実そのものである。これはまさしくパチンコ店への世間の風当たりが以前とは違うレベルに達してしまった、という証左だろう。そしてこの状況が及ぼす影響は、目前まで迫った「営業再開後のパチンコホール」にとって、決してゼロではない。
さて。ホールコンサルタント集団が運営する合同セミナー「中嶋塾(4月25日)」。#01では彼らが『新型コロナ』そのものをどう捉えているかをまとめたが、#02では一歩先へ進んで、この状況下でのホール運営。あるいは新型コロナ終息後のホール運営について『コンサルさんはホールさんに何を話すのか? 何を提案するのか?』をまとめてみよう。
※#01『え? 武田教授? ホールコンサルさんはコロナの影響をどう考える?』はコチラから!
それではどうぞ──!
過去にはもう戻らない。アフターコロナに備えよ! 中嶋氏の講座。
中嶋塾の塾長・中嶋優氏の登場だ。前回は会場全体からの拍手を受けての登壇だったが、今回は微笑みを湛えた静かな登場だった。
「改めましてみなさんこんにちは。中嶋です。私個人で言うと実は1月からそんなに生活は変わっていなくて、今でも日本全国飛び回っているのですが、各地をみるとやっぱり人々の生活は目に見えて変わっています。それは感染者数が増えているということもそうですが、やっぱりメディアの影響。ステイホームですね。TVも新聞も話題は全部コロナ。これを毎日見せられると、やっぱり思考がそこで止まってしまう」
そう前置きしてから中嶋氏はこう続けた。
「もちろん今は自分の立場を考えると、業界一枚岩になって自粛して、コロナに立ち向かっていなければならない。そうしないとこの国の中で業界のイメージが悪くなっていく、というのは前提として分かっています。しかし、実際ホールに行くと、アルバイトのスタッフさんから『どうか休まないで下さい』という声があるんですね。休まれると生活が成り立たない。そしてこれはぱちんこホールだけではなく、百貨店も、カフェも、全部そうですね。全部止まっている。派遣会社の雇い止めもあります。家賃が払えない、生活費が払えない。こういうのが切実にあるんですね」
我々からすると、ものすごく儲かってそうなイメージのぱちんこホール。実際の所その経常利益率は平均2%ほどらしい。これはどうやら「飲食店の平均利益率」よりも低いそうだ。
「休業したまま3ヶ月耐えられるホールというのは、相当少ないです。なので今営業しているホールというのは、自分たちが儲かりたいからじゃなくて、社員やアルバイトスタッフなどの従業員を守っていかなければならないという、切実な問題も抱えている。そこだけは是非ご理解をして頂きたいんです」
現在営業しているホールへの誹謗や中傷。今の時期に営業するホールは全て悪だと言わんばかりの風潮に関するこの冒頭を、氏は「すごく悲しいです」と結んだ。
「一刻も早くコロナは終息して欲しい。早く営業を再開したい。ただ、過去にはもう戻りません。人の生活というのは21日間続くとそれが習慣化すると言われています。ステイホームが続く中で、どんどん新しいものが出てきてそれが定着してきている。例えばライバーと呼ばれる投げ銭ビジネスとか、あるいはZOOM飲み会ですね。世の中の流れの中でこれが定着しつつある。今回の私の講座ではそれを踏まえて、アフターコロナとの付き合い方。この先で出来ること、やれるべきことというのをお伝えしていこうと思います」
中嶋氏の講座は二部に分かれており、それぞれのトピックを抜き出すとこうだ。
第一部
1.緊急宣言発令、そして休業要請強化の今、延長か否か。
2.今後激動する中古市場。
3.営業戦略*戦術>戦闘が大事。
第二部
4.コロナで休業だけが正義ではない?
5.コロナで休業している場合の再開戦術はコレ。
どうだろう。それぞれ惹かれるタイトルだけど、内容を全部細かくレポートすると誰も読破できないくらい長くなりそうなので、以下、流れに沿って気になった部分を抜粋していこう。まずは休業要請と再開時期についてのお話からだ。
「現実問題として休業できる期間にも限りがあります。キャッシュフローがしっかりしている大手でも、入ってくるお金が無いのに、出ていくお金がある以上、緊急事態宣言が延長されてもどこかのタイミングで営業再開はしないといけない。ひとつの区切りとしては5月7日から。ただ政府は休業要請の延長をするでしょう。じゃあいつまで続けるか。海外では6月を目処に経済活動再開が予定されている国も多いので、次の再開の目安はその辺りになるかと思います」
6月……。かなり長い。筆者などは既にパチスロを打ちたくて仕方なくなってるので、果たして我慢できるかどうか不安しかないが「現在営業を続けているホールが休業すべきか否か」のトピックに関してはさらにキツい話が飛び出した。
「この状況で営業を続けた場合、まずは行政からの圧力が考えられます。融資差別であったり警察からの同調圧力、立ち入り検査での嫌がらせ。組合資格剥奪や卸業者の停止など。あとはメディアなどを通じての民意操作。これも従業員の心労増加やモチベーションの低下などを引き起こす可能性があり、とにかく考えられる最悪の展開は警戒しておかなければならない。これらを避けるには正直、今頑張っている法人様も、どこかで休業せざるを得ません」
中嶋氏曰く、特定警戒地域(東京、大阪、北海道、茨城、埼玉、千葉、神奈川、石川、岐阜、愛知、京都、兵庫、福岡)とそれ以外では休業期間に差があるとの事。コロナが多く発生している地域は当然早めに休業に入ったし、そうじゃないところは対応も遅い。ゆえに全国のホールが一丸となって文字通りの全国休業となるのは「4月29日」から「5月6日」までの一週間程度で、そこから先営業を再開するのか1ヶ月程度伸ばすのかは、個々の法人の判断になるとの事だった。
さらにこの流れで、緊急事態宣言発令後の「4月7日」から「4月16日」までの期間でパチンコ・パチスロの全国平均稼働率がどれほど下がったかというデータも提示された。
これを見るとパチンコの稼働の低下が著しい。およそ半減である。一方でパチスロも下がってはいるけれど、パチンコよりはまだマシな下がり方だ。これは要するに「高齢者層」のユーザーが大幅に減少している事を示している。
そしてこの資料では注目するべき点がもう一つ。地域別に見てみると、このご時世において神奈川県の20円スロットの稼働が上がっているのである。
「メディアでは関東のお客様が全部茨城に行ってるように報道されていましたが、データでは神奈川だったんですね。そして実際に店舗を見てみると、みんなしっかりマスクを付けてくださってます。マスク付けてない人がいたら『つけてないの?』くらいの感じでお店がマスクをあげたり。雑に営業するんじゃなくてお店もしっかり、お客様の安全を考えて運営していた。そういうお店にお客さんも集まっていたんですね。今後5月7日で営業再開する店舗としない店舗に別れると思うんですが、この辺の数字と取り組みは、営業される方にとっては参考になるかと思います」
現在営業を続けているお店に関してはもともとの売上が大きいお店(一番店)ほど大きい影響を受けているというお話もあった。
「アフターコロナでは、一番店が一番店のままいられるという確証は正直ないです。もしかしたら地域内でのお店の順位が変わるかもしれない。二番店以下のホール様にとってはチャンスでもあるんですね。今は一生懸命『どうぶつの森』をやってる場合じゃなくて、しっかり準備をしておけば、どの店も一番店になれる可能性があると思います。実際営業を続けている地域で、三番店が一番店になっている例もありました」
こちらの資料は休業要請後にリリースされた新台の支持率。特に今期に目玉となるはずだった「PF戦姫絶唱シンフォギア2」が頭一つ抜けている。
支持率というのはざっくり人気度の事で、100%を平均としてそれより上ならば人気。下であれば不人気であるという指標である。どんな人気機種でも通常300%ほどが上限らしいが、それを考えるとこのシンフォギア2の429%という数字はほとんど異常値といえるほどの人気っぷりである。
またこちらの表においては「PF真花月2夜桜バージョン」の支持率が323%になっている点も見逃せない。いわずもがなホールに投入された初めての遊タイム(天井のようなもの)搭載機だが、中嶋氏曰く「今後続く『リング』『ライダー』はこよりも更に期待が持てる。営業再開後にお客様のライフサイクルにもう一度パチンコを組み入れていただくために、遊タイムは強力な武器になるかもしれない」との事。
「あと『シンフォギア2』ですが、前作の『シンフォギア』と一緒に訴求したお店はそっちもやっぱりあがってます。それだけじゃなくて、ライトミドルが全体的に上がっている。シンフォギア2の効果が波及してるんですね。なので今後は類似スペックを同時に活用していくのが効果的です。確かにシンフォギアを打とうと思ってホールに行って、隣にライトミドルがあったら、ああこれ打とうかなってなりますよね。これが、今の顧客のニーズです。シンフォギア2は支持率が圧倒的。それに引っ張られて、ライトミドルも上がっている。そういう波及効果を考えてもシンフォギア2は買ったほうが良い機械ですね。今後はキャンセル分も出てくるので、買えるタイミングがあったら買って下さい」
パチンコの稼働が下がっているにも関わらず、新台は異例の支持率。ライトミドルの稼働も上昇傾向にあるとのこと。ではどこが割を食っているのか。答えは「海」らしい。
「現役稼働中の人気機種ですが『海』はもう1番店しか動いてません。今まで海を大事に使っていたお店でも、もう海が動いていないという所も出てきています。そういう時にどうするかというと、何か打つ台あるかなと思ってきたお客さんが、最終的に落ち着くハブを作るんですね。例えばシンフォギアを打ったり、番長を打ったりするお客さんが、最終的に戻ってくるハブ。今までは海だったんですけどもそれが不可能になってきているので、今だったら『北斗無双』を置くのが良いです。北斗無双は今の状況でも1番店から3番店くらいまで動いています。支持率もまだ高い。これは積極的に使っていくべきです」
この辺の話はまさしく「高齢層のお客さんがお店にきてない」という現状で取るべき方策の話だ。どちらかというと対症療法に近い。病根である「高齢層の離反」を解消するにはどうすれば良いのだろう。
「現状甘デジが高単価では活用不可能になってきています。支持率の下がり方が激しい。なのでまだ下がり方が緩やかな『海』を1円に店内移動して、少しでも離反した高齢層を呼び戻すアプローチにしたほうが良いでしょう。ただ、今のこの傾向はまだしばらく続きます。なので新台をどんどん入れてお年寄りを戻すというよりも、店内移動・店内入替でもいいと思います。バラの選択率も伸びているので、買うならバラに一台とか」
今は保通協が止まってしまっているので、今後出てくる新台の数が限られる。実質ビッグコンテンツが乏しい状況だ。従って「とりあえず新台をバンバン買っておけば良い」という状況ではないので、市場回復のタイミングを見た上での再販機種や、中古機種の導入が適宜必須になる。特に新台に飛びつきやすい高齢層が激減している分、機種選定には慎重になったほうが良いらしい。
ホール内の経費や運営にかかるコストや保険、備品などに関する話も。
この辺の話は派手さはないものの、如何にもコンサルタントの仕事、という感じがして個人的には大変興味深かった。
ホールコンサルタントというとやっぱり「設定の使い方」であったり「機種選定」の話が花形だし、筆者がセミナー等で聞いたことがある話もほぼそっち系のみだったのだけども、それだけにこういった裏方然とした話は逆に新鮮だ。
またその流れで、スタッフさんのケアに関する言及があったのも見逃せない。
一時金や特別手当。感染時の補償制度という言葉にならび、大前提として「何よりもまずスタッフへの感謝の気持ち」という単語が挙げられていたのがものすごく印象に残った次第。やっぱりスタッフさんあってのホール。そしてホール内で一番感染リスクが高いのもまた、スタッフさんなのだ。
中嶋氏の講座は休憩を挟んで、一部二部合計でおよそ二時間近くに及んだ。内容が現場で実際に問題と直面する関係者向けであるだけに、経営的な数字の知識、あるいは専門的な法律知識を前提にしている部分がかなり多い。正直に言うと筆者には理解が難しい部分もかなりあった。上記の流れは極力我々ユーザーにもわかりやすく丸めたものだけども、実際はバリバリにホール関係者向けだった事を付記しておきます。
なんだ、大したこと言ってないな! と思った方ももしかして居られるかも知れませんが、そうじゃなくて、筆者がそういう風にまとめておるのです。
そして実際に受講した筆者の感想だけども、分からない部分は分からないなりに非常に面白かった。状況が状況だけに前回受講した時よりも現場向けのテクニカルな話が多く、特にセーフティネット5号の話やその他の融資の話、そしてスタッフさんへの保証の話などは考えた事も無かったのでとても勉強になった次第。
あと、いちいち細かく描写できなかったのだけども、話の端々にクスッと笑える冗談を放り込んで来るのも中嶋氏の特徴。今回は特にやることがないからと「どうぶつの森」ばっかりやってる店長をちょいちょいディスってらっしゃた他、「ZOOM飲み会」も蛇蝎のごとく嫌ってらっしゃる様子が伺えて笑えました。
最強店長列伝! POPが喋ってねぇじゃねぇか!
さて。次に登壇されたのは関東・関西・九州エリアで現役活躍中の人気コンサルタントTOKUMARU・代表の「徳山泰成」氏。内容は「広告宣伝自粛でもできる集客術」だ。ざっくり、規制の範囲内で出来ることのTipsと実体験集なのだけども、これがホント笑えた。諸事情により資料にモザイクをかけさせていただくけど、まあこれをみればだいたいの雰囲気は伝わると思う。
この店長は実在する、過去の徳山さんの上司さんであるとの事。
「この店長は『史上最悪』と言われた『CRハイパー海物語inカリブ』で、おそらく日本一の稼働を叩き出したことがあります。この時に何をやったかと言うと、簡単にいいますね。お爺ちゃんお婆ちゃんの洗脳ですね。
実際に玉もかなり使ってたのですが、例えば入り口に『本日のカリブ満台時刻10:07』とかを書いて掲示する。そうするとお爺ちゃんお婆ちゃんは『ああこの台人気あるんだ』『もうちょっと早く来て打とう』となる。あと入り口からパーティションで区切って、どこに向かうお客さんも絶対カリブの前を通るようにしたり。
極端な例でいうと、朝イチでカリブ以外を打ってるお客様に声掛けをして、もう誘導しちゃう。カリブに。それから、ちょっと数字が落ちてきたらスタッフに『来店契約80件取ってこい』って指示が下るんですね」
来店契約。初めて聞いた単語だけど、内容はこうらしい。
「来店契約っていうのは、お客さんに店内で声掛けするんですよ。○月○日絶対来て下さいって。それで会員番号と名前控えてチケットを渡すんですね。渡すとお客さんが来てカリブ打つんですよ。特に何もない普通の営業なんですけど、それでカリブはまた満席になる。そういう事をやってました。
あとはカリブ専属の人員ですね。この人はランプも取らない。交換もしない。やることはただお客さんとしゃべる事。カリブを満台にすること。これだけです。これ以外の仕事は一切しない」
カリブにかける謎の情熱。しかし実際にこれでカリブの平均アウト50,000発を半年間継続し、日本一のカリブの稼働なったという。当時を振り返って徳山氏は「みんなプライドを持ってやってました。あとは店長に対する恐怖ですね」と語った。
「あの頃は店長からよく『POPが喋ってねぇじゃねぇかよ!』って怒られてましたね。これ要するに訴求が足りない。アテンションが無いって事なんですよ。今思うと名言なんですけども、当時はこの人何いってるんだろと思ってました。あとは1on1の告知。これに関しても店長が『おい、ワニワニパニック持っていけ』と」
交換時に「明日こういう事をやります」「こういう新台が入ります」みたいに話しかけられることがあると思うけども、あれを1on1告知という。氏曰く、なんかそこでワニワニパニックをやるらしい。ゲーセンにあるもぐら叩き式のやつではなく、家庭用の、歯を押してハズレを引くと噛みつかれる奴である。
「あの歯を最後の2本にして1/2で噛まれる状態にしとくんですね。お客さんこれで遊びましょうよ、見事噛まれたらジュース2本上げますって。これやると結構1on1の告知聞いてくれるんですね(笑) これはもうお客様が歯を押した時点でスタッフの勝ちなんです。告知を聞いてくれる体勢ができるんで。別にワニワニパニックじゃなくてもいいんですが、とにかくただ話すんじゃなくて、告知の前にワンアクション。そういう事をよくやってました」
いわゆる広告規制が敷かれてからも、店長の辣腕がなりを潜めることはなかったという。
「いわゆるイベント禁止になってからはよく店長から『おい、ちょっと競合店行ってこい!』って言われてました。私服に着替えて他店に潜り込んでお客さんの隣に座るんですね。で喋りかけて『どうです?』『負けてるわよ』って。そしたら『いい店ありますよ』みたいな感じで自分の所に誘導する。これ笑い話みたいですけどホントにやってました。ホント最悪だし自分の店でやられたら腹たつんですけどね(笑)」
ちなみにこの潜入作戦はその後進化し、最後の方は競合店の入り口でティッシュ配ってめちゃくちゃ怒られたりしたらしい。当たり前である。
「あとこれはイベントとはちょっと違うんですけども、当時店舗が停電したことがあったんですね。台は生きてたんですけど照明が全部落ちて。これぼくは凄い焦ってインカムでどうしようどうしようってなって──。そしたら店長が『おい、店内放送生きてるか? じゃあエレクトリカルパレード流せ』って。
で流したら、お客さん誰ひとり立たないんですね。真っ暗な中で、エレクトリカルパレードをBGMをバックに海物語の光がキラキラ──。めちゃくちゃ綺麗なんですよ(笑)
停電感が全然無いんですね。お客さんもなんかのイベントかな? って。BGMひとつでこうなるというのは、天才的な発想だなと思って今でもぼくはこれ真似してます」
徳山氏はその後、笑い話を交えながらもコロナ後にどうやって稼働を再構築していくか、そのための方法と準備についての真面目な話をされた。時間にして40分ほどだったけども、巧みな話術とぶっとんだエピソードのおかげであっという間に感じました。
▲もちろん、真面目なお話もされていました!
ホールコンサルタントと新型コロナ。まとめ!
はい。以上が「中嶋塾第34回合同コンサルティング」の内容だった。開始から終了までの時間はおよそ4時間。WEB配信ということで会場で聞いた時よりも短く感じたものの、内容は盛りだくさんでかなり勉強になった。
最も印象に残ったのは中嶋氏が語った「もう過去には戻らない」という言葉だった。
コロナは現在我々の生活に破壊的な影響を与えている。パチンコ業界そのものに対しても同様だ。そしてそれはもう「元には戻らない」のである。おそらくコロナ禍終息後の世界、アフターコロナは我々が知るいつもの日常とは違うものになるだろう。だからこそ、今のうちにその変化に備え、万全の体制を整えておかねばならない。ホールコンサルタントの真髄はまさしくそういった「変化に対応する」という部分にあると思う。
変な話かも知れないけど、何も変化しない日常、変わらない営業、常に同じことだけをやっていてそれで売上が上がるのなら、ホールコンサルタントという職業は必要ないのである。新型コロナ然り災害然り、こういう「非日常」にどう対応するか、どうアドバイスするかという部分にこそ、コンサルタント業の本質があるのかもしれない。今まで何度か取材した「ホールコンサルタント」という仕事についてのイメージが、また少し変わった回だった。
なお、今回取材した中嶋塾は今後も継続して月イチを目安に開催されるとの事。最新情報に関しては「中嶋塾公式サイト」や公式ツイッターなどで発信されるので、気になる方はチェックしてみるのも良いかもしれない。
以上、「新型コロナの影響下でホールコンサルタントは今何してる?」でした!
→ 中嶋塾公式サイトはこちら!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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